お口の健康と生活の質(QOL)
皆様は、お口の健康が、生活の質(QOL)と密接に関連していることをご存じでしょうか。
特にお口が健康でなければ、せっかくのお食事を楽しむことが出来なくなり、QOLの低下に大きな影響をもたらします。その流れについて少し詳しく考えてみましょう。
歯周病やむし歯で歯を失うと、食べ物を噛む力が低下します。
すると、食べものに制限がでてきてしまい、段々と柔らかいものばかりを好んで食べるようになってしまいます。
この食べたいものから食べられるものへの移行により、体重が落ち、気持ちが落ち込んできてしまいます。
また、食べることが段々と辛いものとなることで、「こういうものを食べたい!」といった意欲が低下し、次第に認知機能の低下へとつながってきてしまいます。
また、お口のかみ合わせが安定していないと、体の平衡感覚が鈍くなり、転倒リスクが上がるというデータもあります。1度骨折をして長期入院をすると、その間に認知機能の低下や、それをきっかけとして寝たきりになる可能性もあります。
骨折をすると、多くの方が骨を強くするお薬を飲むことになるのですが、このお薬を飲み始めると、歯を抜くのが難しくなるケースが多々見受けられます。
従って、定期的に歯科に通い、お口の中の状態を良好に保つことは、非常に重要なことと考えられます。
私たち御笠川デンタルクリニック ヒカリでは、いつまでも健康と笑顔で、その人らしく生きていけることのお手伝いをしたいと考え、皆様の生活に寄り添えるデンタルクリニックを目指しています。
どのような些細なことでも構いません。是非お気軽にご相談ください。