今月の訪問歯科診療コラムをお届けします。
第10回目のテーマは、
「舌ブラシの使い方」
です。
POINT 1.1日1回だけ、朝起きた時がオススメ
舌はやわらかい粘膜でできているため、1日に何回も磨いていると、粘膜を傷つけてしまいます。
磨くタイミングは、口臭が一番強い朝が最適です。
この時間に行うと1日中キレイで快適に過ごせます。
POINT 2.ブラシは水や舌用ジェルなどで湿らせる
舌を磨く時は、歯磨き粉は不要です。
刺激で舌がしびれたりヒリヒリするので、水や専用のジェルやスプレーで湿らせて磨くとよく取れます。
POINT 3.舌を前に出し、少し下を向く
舌を磨くときに奥の方にブラシをもっていくと嘔吐感があります。
これを防ぐには、息をとめて舌を前に突き出し、やや下を向いて行うと良いです。
POINT 4.ゴシゴシ磨かない
舌を磨く時は、舌の表面を擦るくらいの感じで磨きます。
POINT 5.舌ブラシは奥から手前に動かす
舌の汚れを喉の奥に押し込んでしまわないように奥から手前にブラシを引き寄せて使います。
その他、頬の内側の粘膜を磨くのも良いです。
大野城市の御笠川デンタルクリニック ヒカリでは、通院が難しい方のご自宅や施設にお伺いして、口腔ケアを行っております。
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