今月の訪問歯科診療コラムをお届けします。
第19回目のテーマは、
「インフルエンザ予防」
です。
インフルエンザは、ウイルスが細胞に侵入・増殖・放出を繰り返すことで病気が発生します。
抗ウイルス薬では抑制できず、インフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素を出す歯周病菌や歯垢内の細菌がのどの付近に存在すると、この発症サイクルを促し発症しやすくなるため、口腔内を清潔に保つことが予防のコツです。
高齢者はインフルエンザが重症化する可能性がありますが、訪問診療で行っている専門的口腔ケア(POHC)を行うことでインフルエンザ発症率が約1/10に抑えられるといわれています(2005-4-05 歯科学報)。
福岡県大野城市の医療法人ゼロMT 御笠川デンタルクリニック ヒカリでは、通院が難しい方のご自宅や施設にお伺いして、歯の治療や口腔ケアを行っております。
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