今月の訪問歯科診療コラムをお届けします。

第９回目のテーマは、
「口臭の予防と対策」
です。

歯ブラシで取り切れる歯垢は６０％程度と言われています。フロスや歯間ブラシを合わせて使用することで８０％以上の歯垢を除去することができます。

歯垢は歯の表面にくっついてニオイを発生させます。
落としきれず残ったままになると、歯周病を悪化させ、さらに口臭が強くなる原因となります。

口臭を生むバクテリアを強く抑制することができるのは唾液です。
空腹時はキシリトール入りのガム等を噛んで、唾液の分泌をうながしましょう。

食べカスや粘膜のカス、血液成分などがしたの上に溜まり付着すると、そこに細菌が繁殖しやすくなります。
１日１回舌の汚れを専用ブラシでおとしましょう。

食べカスなどのタンパク質を細菌が分解発酵することで発生するガスが、臭いの原因になります。

大野城市の御笠川デンタルクリニック ヒカリでは、通院が難しい方のご自宅や施設にお伺いして、口腔ケアを行っております。
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