今月の訪問歯科診療コラムをお届けします。
第17回目のテーマは、
「年齢とともに口腔内に現れる4つのリスク」
です。
1.歯肉退縮
加齢とともに土台の骨がやせ、歯肉退縮が現れます。
歯周病にかかっている場合は、さらに歯肉退縮か加速します。
2.口腔機能や味覚の低下
口腔機能低下のはじまりは「オーラルフレイル」と呼ばれ、老化の始まりを示すサインとして注目されるようになってきました。
症状としては、活舌の低下や、むせ、食べこぼし、噛めない食品の増加などがあげられます。
3.唾液分泌量の低下
加齢や薬の副作用、噛む力の低下などが原因で唾液分泌量が減少します。
4.治療痕の増加
詰め物や被せ物と、自分の本来の歯との境目は汚れや細菌が付着しやすく、治療痕が多ければむし歯や歯周病の発症リスクも高まります。
福岡県大野城市の医療法人ゼロMT 御笠川デンタルクリニック ヒカリでは、通院が難しい方のご自宅や施設にお伺いして、歯の治療や口腔ケアを行っております。
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